2/23(日)東成区民センターにおきまして行われたGRADIATOR012に占部タイガが出場しました。
占部は前回の大会でオープニングマッチで勝利し今回が初のMMAプロデビュー戦でした。
第1ラウンドは小気味よくパンチを当てて試合をリードしていましたが、最後にパンチを被弾して印象を取り返されてしまい、第2ラウンドでテイクダウンからバックに付かれてしまいます。
何とか向き直り上を取り返すも印象を取り返すまでには至らず試合終了。判定3-0で敗れてしまいました。
実力的には試合の運び方次第で勝つチャンスはたくさんあっただけに悔しい敗北となりました。
占部にも伝えましたが試合のキャリアを積めば積むほど冷静に試合を運べるようにはなるのですが、その分行くべき時にも躊躇してしまい勝負所を逃がすということも間々あります。
やはり格闘技は冷静さと同時に時には本能的に勝負する荒々しさも必要なのだと改めて感じました。
しかしバックを奪われた所から向き合う動きや、スタンドから立ち上がる動きは練習してきたことがしっかりと出ていました。
キックボクシングでの経験は十分にあるのでその辺りの切り替えをうまくできるようになればもっと勝てるようになるはずです。
また占部は現在奈良県に複数ある空手道場「大河道場」を経営しております。
指導者でありながら自ら試合に出て身をもって勇気を示す姿勢は本当に凄いことだと思います。
空手家からMMAファイターとして成長を続ける占部の活躍にこれからもご期待ください!